決算、読書、2019/12コロからの推移

株と育児と禁煙と読書の日記。

2023/2/14 きのこ 人工栽培 まとめ きのこ決算よくないが、株価はなぜかさがらない

《きのこ》
■「きのこ」と呼んでいるのは、植物では果実や花に相当する器官

■その「きのこ」で胞子(種)を作り、飛ばして増える

■「きのこ」は菌糸からできている
「きのこ」は微生物である真菌類が作る糸みたいな菌糸が集まったもの
「きのこ」の下には、菌糸の集合体である「菌糸体」があり、土、木、とかから水、栄養とかを吸収している

■分類 ①「子嚢(しのう)菌類」と②「担子(たんし)菌類」
①子嚢と呼ばれる袋状の器官の内部に胞子をつくる菌類で、トリュフやアミガサタケ
②担子器と呼ばれる構造の外側に胞子をつくる菌類で、マツタケやシイタケ

■分類2 栄養の取り方によって、大きく①「腐生菌(ふせいきん)」と②

「菌根菌(きんこんきん)」

「菌根菌」の場合、菌と樹木の両方の成長を制御する必要があるので、人工栽培が難しい


①切り株とか、木とかにいる。シイタケ、なめこ、マッシュルームとか

生きた植物と共生関係を築いて生活している菌で、菌糸を土の中に張り巡らせ、植物の細根部に共生して菌根をつくります。菌類(きのこ)はチッ素やリン、カリウムなどの無機養分や水を吸収し、自ら利用するとともに菌根(植物の根と菌類が作る共生体)を介して植物にもそれらを届けます。一方、植物は光合成でつくった糖類などを菌類に与えます。菌根菌のきのこの例としてマツタケやホンシメジ、トリュフなど

■役割 腐ったものとか有機物を分解し、無機物へ戻し、植物の栄養へ

■共生 菌根菌は、植物の病気を防いだり、水の吸収をたすけたりする?

■最大:ニオウシメジ 最小:びょうたけ

■人工栽培
まつたけは難しい理由:アカマツのねにいるが、土とかの条件が複雑でうまくいかないらしい。

■きのこ生産量 S60-R4
えのきたけ  70000⇒130000
ぶなしめじ  10000⇒130000
しいたけ   160000⇒80000(大幅減少)
まいたけ   1000⇒50000
エリンギ   0⇒40000
なめこ    20000⇒20000
ひらたけ   30000⇒4000(減少)
きくらげ   100⇒3000
生産量のシェアは新潟がダントツ! 長野も多い!結構偏っているかも。

■味
しいたけは、菌種で香り、味が変わるらしい

■食べる注意
生で食べられるのは、マッシュルーム、トリュフなどごく一部
加熱調理しないと食中毒の可能性あり
みため、香りで有毒かの判別は無理

上記もそうだが、森林総合研究所はすごいな

■きのこ人工栽培
菌床栽培
菌床 (オガクズとかに米ぬか、とうもろこしのすてるところ)を使用したキノコの栽培方法で簡単。

原木栽培
木をつかった栽培

森林研究所のトリュフ人工栽培
海外は、そのまま苗木につけての栽培はあるらしい
国産での実用化は10年くらいかかるらしい

カンゾウタケの栽培方法 特許:ハウス食品 2759409号

冬虫夏草 健康食品 第一工業製薬、ツムラとか。

■キノコの特許はかなりある。王子製紙が結構松茸に関して多い。

 多木のバカマツタケは2018年 特許期限とかどうなのか?

姫マツタケ 苦み成分?抗がん作用?アガリクス

■腸カツ、マラソンとかでキノコは有用

 

《ホクト》時価:600億 3Q ※北村ハルオ弁護士が社外取 ※HPはきれい

530⇒530億 営利:14億⇒-30億

通期下方修正 750億⇒730億 営利:-9億⇒-26億

3Q累計セグメント 国内:341億 海外:40億(米、台、マレ)加工品:61億

          化成品(資材とか):88億

国内、海外、加工品、化成品ともに売上は微増。

 

円安、原材料価格の高騰、電力費の高騰等、複合的な要因で経済市況が悪化する中、国内市場は好天に恵まれ気温も高くなり果菜類の生育が順調となったこと等により野菜相場が安値で推移したこと、マイタケは市場への供給量が昨年に比べ3割弱増加した。

※微妙に為替の急変動がーと記載があったが、これ以上の円安を想定していたことからも、保守的なのかどうなのか。

 

PLのポイントは売上原価かな。

前期原価:400億⇒450億 売上は微増なため、単純にみると-50億くらい減益?

円安による為替差益が7億くらいあるが、これを通期予想では多めに見積もっていた感じか?

月次をのせてくれているが、すべて予想以下。

つまり、生産量が過剰なくらい増加している?競合が多くなっているということ?

円高?電気代?経費が自然減することくらいしか、上昇する気がしないが。

今が底と考えることもできるか?

トリュフ、バカマツとか新種がでると、しいたけのように、シェアが半分以下になる可能性もありうるが。

HPを見ていると、よい会社に見えるだけに、頑張ってほしい。

会社評価点数は微妙。給与水準も幅が大きい。2.9点 GPTで確認した評価。

三重の工場稼働。生産量増大。利益大幅減少。単価も減少。結構ひどい減少では。

ぶなしめじ ホクトの資料

物価高騰しているが、こんなに単価下がるのか。

 

エリンギ価格推移 北斗の資料

エリンギだけは需要が多いと思っていたが、単価は微妙。

まいたけが安いことはわかるが、エリンギもとは。キノコ全体ということか。

野菜というカテゴリーか。

12月に急落するの?販売量は伸びているが。単価が低い。

まいたけ価格 ホクト資料

キロ単価 しめじ:380円 エリンギ:466円 まいたけ:620円

まいたけはまだ高めなのか?

競合がつぶれないと、きびしくないか?従業員数か。

SBI スコア3 株価1881円 株主変更なし 北斗、自社、マスター

 

雪国まいたけ時価:410億

3Q 360億⇒320億 営利:54億⇒28億

通期下方修正:480億⇒420億 営利:48億⇒21億

 

「公正価値変動による利得」は、まいたけ、エリンギ及びぶなしめじ等のきのこ製品のうち、収穫前のもので構成される生物資産の公正価値の変動による利益又は損失です。生物資産の公正価値は、品質等をもとに販売価格を予想し、当社製品の生産量、生育状況等を加味することにより算定しております。生物資産の公正価値は、これらのインプットが増加・上昇(減少・下落)する場合に増加(減少)いたします。

 

単価減少してるよーということか?

ホクトと比較すると、材料費、人件費などの原価が、そこまでではない。

売上はかなり減少しているが、原価はかわらず、赤字にはなっていない。

ブランドとして、単価をなんとか保った部分があるのか?

と思ったが、ホクトは日本基準で、IFRSではない。

 

野菜価格推移 雪国資料より

野菜価格減少と北斗は記載していたが、そこまで下がっていないかも。

単純にキノコの単価減少は、供給増加が原因では?

海外展開、FA化を明確にしている雪国のほうがわかりやすい。

中期計画は厳しいと思うが、海外次第というところか。

株価1008円 スコア4

 

《イチマサ》時価:140億